アムウェイ

【アムウェイ】って、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

詳しくは分からないけど、名前だけなら、と言う人が多いかもしれません。

 

いわゆる、ネットワークビジネス、マルチ商法の代名詞のようなイメージではないでしょうか。

 

金融詐欺の手口は巧妙化しています。

 

年齢、性別、職業を問わずに誰でも被害にあってしまう可能性があります。

 

今回は【アムウェイ】について解説したいと思います。

 

それではまいります。

そもそも【アムウェイ】とは?

マルチ商法

『アムウェイコーポレーション』は1959年にアメリカで設立されました。

 

日用品、化粧品、サプリメント、等を製造、販売する会社です。

 

日本には1979年に『日本アムウェイ』として参入し、販売活動を行ってきました。

 

 

1990年代に日本でムーブメントが起こります。

(1996年の日本アムウェイの公称売上高は2121億円です)

 

 

アムウェイ会員の獲得や商品の販促を行い、大金を手にする『セレブ成功者』が話題となります。

 

リッチパーソンの生活に憧れる若者を取り込み、アムウェイは一気に広がっていきます。

 

 

 

そんな中、

・売上目標やノルマの達成のために大量の商品を自分で買い込んで借金する人が続出

・成果報酬制度のため、成果を達成するための強引な勧誘活動が横行

 

 

 

上記のような問題が起こってきます。

※アムウェイ自体はノルマはないとしています。

 

 

 

1997年に国民生活センターが日本アムウェイに関する苦情・相談件数が、4年連続で1000件を超えていると発表します。

 

 

 

アムウェイのビジネスモデルに対して、各メディアが一斉に問題点を指摘するようになります。

 

 

一気に社会問題化し、日本アムウェイの売上も2000年には1200億円と激減します。

 

 

 

ムーブメントにのり、1991年には株式を公開しましたが、色々な問題があり2000年に株式を非公開化(上場廃止)しています。

 

株式を非公開化した理由は財務諸表を公開したくなかったのではないかと言われています。

 

 

2008年には『株式会社』から『合同会社』に変更しています。

 

合同会社にすると決算の公表義務がなくなりますので、内部資料を開示しなくてもよくなります。

 

できるだけ内部の情報を表にだしたくない、だすと都合が悪いことが多いのではないかと推測されます。

 

 

 

このような経緯により、【アムウェイ】と聞くと【マルチ商法】の代名詞、非常に良くないイメージが世間に広まるようになります。

 

 

 

2017年、日本アムウェイの年間売上高は1010億円です。

 

 

栄養補給食品(サプリメント)が467億円で売上の半分近くを占めています。

アムウェイの特徴は

アムウェイ特徴

アムウェイの1番の特徴として、マスメディアを使った製品の宣伝や広告を行わず、『連鎖販売取引』で製品を販売している所にあります。

 

 

 

『口コミ』で宣伝をしてくれる人と、個人事業主としての請負契約を結びます。

 

個人事業主として契約をした人は、卸売価格でアムウェイから製品を購入出来るようになります。

 

安い値段で製品を仕入れたら、それを一般小売価格で知り合いに販売します。

 

さらに、アムウェイの宣伝をしてくれる人をアムウェイに紹介すると紹介料がもらえます。

 

このように、『口コミ』『紹介』を主な宣伝媒体として、商品を販売しているのが大きな特徴です。

 

 

さらに、商社や問屋などを介さずに、中間マージンをなくしています。

 

 

広告宣伝費も中間マージンもない分、『口コミ』『紹介』で商品を販売してくれた人にボーナスとして還元しています。

※最近はテレビCMを流していますので、広告宣伝費がないとは言えないかもしれません。

具体的には

猫大好き

アムウェイのビジネスモデルで一獲千金を夢見る人は、まずディストリビューターと呼ばれる会員になる所から始まります。

 

 

 

ディストリビューターと言うと聞きなれない言葉ですが、販売代理店や販売員、会員と考えて大丈夫です。

 

 

 

アムウェイのディストリビューターになるには、アムウェイのディストリビューターからアムウェイを紹介してもらいます。

 

 

※紹介したディストリビューターにはアムウェイからボーナスが入ります。

 

 

ネットや郵送で登録手続きをします。

 

 

年会費3600円の支払をします。

※初年度無料のようです

 

 

アムウェイのディストリビューターになった後の活動は2つです。

・身近な人にアムウェイの製品を紹介し販売する

(アムウェイから商品を購入し転売する)

 

・身近な人にアムウェイのディストリビューターになるように勧誘する

(新しい会員の募集や勧誘を行い、それに対しての報酬を手にする)

 

 

 

製品の販売実績や勧誘実績によりボーナスとしての収入があります。

どこが問題なの?

アムウェイ問題点

アムウェイのHPでは、身近な人に製品を紹介する、お勧めする、事を奨励しています。

 

身近な人って、恋人とか家族とか友達とかですよね。

 

・年会費を支払いし、アムウェイの製品を安く仕入れて、身近な人に高く売る事で差額が利益となる

 

・アムウェイに身近な人を新しい会員として紹介する事で得られるボーナスが収入となる

 

こんな商売って通常は長続きしなくないですか?

 

保険の外交員に似ている気もします。

 

タナカの感覚で言うと、アムウェイで生計をたてるのは無理ゲーです。

実際の収入はどうなの?

アムウェイの収入

ディストリビューターになる事によってアムウェイからの収入が、年間で1000万円を超えるようなカリスマ販売員やプラチナ勧誘員の人たちは実際には何人いるのでしょうか?

 

 

2016年度の数字ですが、アムウェイHPより拾ってきました。

 

 

・ディストリビューターの数は69万人

・平均年収1000万円超のエメラルドDDは331人

・平均年収3000万円超のダイヤモンドDDは157人

 

 

何だかわかりづらいですが・・・。

 

 

(331人+157人)÷690000人×100=0.07%

 

 

アムウェイの会員のうち、年収が1000万円を超えている人は0.07%です。

 

 

69万人の会員の全員がアクティブに活動はしていないかもしれません。

 

10人に1人、1割の人がアクティブに活動しているとしても、0.7%です。

 

ちょっと厳しくないですかね。

 

アムウェイのHPには上位10人の平均収入が1億4440万円と記載があります。

 

一部には相当稼いでいる人はいるようですが、10/690000人です。

 

0.00144%・・・。

 

えーと、アムウェイの会員になって1億円以上稼ぐ確率は、『0%』って事かな!?

一人当たりの平均収入はいくら?

アムウェイ平均収入

ちなみに、アムウェイは売上高は公表していますが、利益額についてはHP上に記載がありません。

 

 

アムウェイに関するブログをあちこち見てみましたが、はっきりした数字は出ていませんでした。

 

 

ですので、推定収入となりますが、ざっくり計算してみました。

 

 

250億円~300億円くらいがアムウェイからディストリビューターへの報酬、ボーナスとして支払われている金額のようです。

(もう少し多いかもしれません)

 

 

多めに見繕って、300億円で計算します。

 

 

300億円÷69万人=43478円

 

 

一人当たり、4万3千円・・・。

 

 

生計を立てるには無理ゲーじゃね!?

法的な問題点はないの?

六法全書

アムウェイのビジネスモデルは『特定商取引に関する法律』(特商法)の中に、『連鎖販売取引』(マルチ商法)として法的に規制されています。

 

 

マルチ商法はねずみ講とは違い違法ではありません。

 

 

ただし、この『連鎖販売取引』(マルチ商法)はかなり厳格な法規制があります。

『不適切な勧誘行為』

アムウェイ勧誘

アムウェイの商品を販売しようとして、身近な人をお茶に誘ったり、ご飯食べに誘ったりするのは違法です。

 

『アムウェイの商品を紹介したいから会って欲しい』としっかり事前に伝えてからでないとダメなんです。

 

そうしないと、特商法第33条『不適切な勧誘行為』に該当します。

『誇大広告の禁止』

アムウェイ禁止

誇大広告も禁止されていますので、勧誘の時に『絶対に儲かる!』なんて言った日には即アウトです。

 

そもそも、儲からないですし・・・。

 

『1000万円以上の収入がある人がたくさんいる!』これもグレーではないでしょうか。

 

たくさんの定義がね・・・。

『クーリングオフ』

クーリングオフ

クーリングオフの期間も20日間あります。

 

 

せっかく頑張って商品を売っても、20日間のうちに契約を解除されたら1円の収入にもなりません。

※クーリングオフとは理由を問わずに無条件に一方的に契約を解除する権利の事です。

 

 

他にも中途解約権の付与や書面交付の義務付け等、もあります。

 

 

無茶な勧誘行為は立派な法律違反になります。

これだけ規制されていたら・・・

規制されている

販売する側に立ってみると、相当に不利な条件で勧誘しないといけない事になります。

 

 

『連鎖販売取引』(マルチ商法)は違法ではないかもしれないですが、厳しい規制を守らないと合法にはなりません。

 

 

これだけの規制の中で、勧誘したとして『セレブ成功者』になれるとはとても思えません。

 

 

多くの会員(ディストリビューター)はアムウェイの製品を自身で大量に買い込んでいるのが現状です。

 

実際に成功出来るのかを真剣に考えれば・・・無理ポ。

 

成功しませんと断言して、はらたいらさんに全部です。

人間関係を破壊する

マルチ商法

タナカがマルチ商法の1番良くないと思うのが人間関係を破壊するところです。

 

マルチ商法は自身が今まで築いてきた人間関係を切り売りしてお金に変える商売と言えます。

 

お金は失ってもまたすぐに取り戻すことが出来ます。

 

しかし、人と人との信頼関係は1度失うと、取り戻すのは容易なことではありません。

 

そもそも、人生における『成功』とはお金が全てではありません。

 

家族や友人が誰もいない1人ぼっちの人間を『成功者』とは呼べませんよね。

 

最も大事にしないといけない事は何なのかを今一度真剣に考えて下さい。

 

 

楽して儲かる、絶対に儲かる、なんて方法はありません!!

ありません

仮に、100人やっている人がいて、1人の成功者がいたら成功率は1%です。

 

その1/100人に自分がなれると思う気持ちがタナカにはよくわかりません。

 

1/100人の人間には1度たりともなれて来なかったのが今の自分ではないですか?

 

 

 

1/100人の人間には1度たりともなれて来なかったのが今の自分ではないですか?

 

 

 

大事な事なので2回、言いました!!

 

アムウェイで金銭的な『成功者』になる確率はもっと低いです。

 

 

 

仮に、金銭的な『成功者』にはなれたとしても、マルチ商法では人生の『成功者』にはなりえません。

 

 

 

マルチ商法の犠牲者となり、後悔する日が来ないように、決して手を出すのはやめましょう。

アムウェイに誘われないようする方法

マルチ見分け方

アムウェイに誘われないようにするには、アムウェイをやっている人に近づかないのが1番です。

 

最近ではSNSを利用して言葉巧みに近づいてくるパターンが多いです。

 

TwitterやFacebookの自己紹介やプロフィールにアムウェイ信者かどうか分かるキーワードがあります。

 

アムウェイ信者の人は実は『3』と『7』の数字が大好きです。

 

これはアムウェイ史上最高の成功者と言われている中島薫さんの誕生日が3月7日だからのようです。

 

成功者にあやかろうとして、自分のプロフィール画面に3や7の数字を書き込んでいます。

 

さらにアムウェイ信者同士がお互いにアムウェイ信者だと分かる識別コードとしても使用しています。

 

Twitterで知らない人からDMが来たら、プロフィールに『3』と『7』の数字が書いていないか確認しましょう。

 

100%ではありませんが、『3』と『7』の数字が書かれていたらアムウェイ信者だと考えて良いです。

 

極力、近づかないようにして下さい。

 

それがアムウェイに勧誘されない、自分の身を守る方法になります。

 

 

 

 

管理人タナカ管理人タナカ

今回はマルチ商法の代名詞【アムウェイ】について解説しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。